花に似て従順

祖父が入院して実家の喫茶店を手伝うことになった。

飲食店勤務の経験はあったものの、常連さんばかりの昔ながらのお店というのは難しい。

愛想もないわたしは挨拶もまともに出来ずすることといえば、お冷とおしぼりをだすことと溜まった食器を洗うこと祖母に言われたことを従順にこなすことくらいだ。

 

祖父が退院して3人で店を切り盛りすることになった。ふたりの役割が確立している中で役立たずのわたしはお冷とおしぼりを出し、洗い物をすることしかできない。

自分の不甲斐なさに泣きそうになった。

 

適当な言い訳をして帰って安定剤を適当に飲み込んだ。

居場所がないってこういうことなんだろうな。

 

 

 

広告を非表示にする